ハンドメイド教室は満席が大事?受講生と向き合える人数の考え方

村上

こんにちは。村上秀美です。

先生という仕事を無理なく続けたいハンドメイド講師さんへ
教室を続ける仕組みづくりをお伝えしています。

先日、他の先生の「満席になりました」という発信を見て、「すごいな、人気のある教室なんだな」と感じなくても大丈夫とお伝えしました。

他の教室の「満席」に焦ってしまうハンドメイド講師さんへ

他の教室の「満席」を見て、自分はダメだと思っていませんか?満席から想像する人数、募集定員の変更、料金や会場の違いから、発信の見せ方と教室の中身を考えます。

満席という言葉や、集まった人数だけで、その教室のレッスンがよいかどうかは分かりません。

わたしが大切にしたいのは、自分がきちんと向き合える人数で、目の前の生徒さん一人ひとりに丁寧にお伝えすることです。

教室の定員を考えるときも、この視点を持っていただきたいと思っています

10人、15人集まっても、丁寧に教えられていますか?

本当に10人、15人とたくさんの人が集まって、満席になっている教室もあります。

でも、それが生徒さんにとって、良いかどうかは別の話です。

実際にわたしのところにレッスンを受けにきてくださった方が、こんなことをお話ししてくださいました。

その方は、カルチャーセンターのレッスンに通っていて、生徒さんが15人ぐらい一緒にレッスンを受けていたそうです。

レッスンの仕方は、先生が作り方の紙を配って、「各自で作ってください、わからないところがあれば呼んでください」という形だったそうです。

でも、わからないところがあって、先生を呼んでも、他の生徒さんの対応に追われていて、自分のところにはなかなかきてもらえない。

結局、生徒さん同士で教え合って、なんとか進める。

こんな感じだったそうです。

せっかく習いに行っても、分からないまま先生を待っている。

それでは、生徒さんの満足度は下がってしまいますよね。

何人集まったかも大事かもしれませんが、それ以上に、どんなレッスンをしているかの方が大切だとわたしは思います。

わたしの教え方では、6人が上限です

「何人でレッスンをすればいいですか?」と聞かれることがあります。

わたし自身のやり方では、6人が上限だと考えています。

一人ひとりにきちんと目を配り、丁寧にお伝えしたいからです。

予約の都合などで7〜8人になると、どうしても生徒さんをお待たせする時間が出てきます。

わたし自身にも余裕がなくなって、よいレッスンができなくなってしまうんです。

ただ、すべての先生が6人までにしなければいけない、という話ではありません。

レッスンを始めたばかりだから、3人が精一杯という先生もいらっしゃいますし、8人ぐらいは大丈夫という方もいらっしゃると思います。

先生の力量や教え方、レッスン内容によって、きちんと向き合える人数は変わります。

ほかの先生の人数に合わせるより、自分が丁寧にお伝えできるのは何人までなのかを知っておくことが大切です。

本人の教え方では6人が上限で、7〜8人では待ち時間と余裕の問題が生まれる。適正人数は先生の力量や教え方によって変わる

もしわたしが10人、15人を担当するなら、2回に分けるなどの工夫を考えます。

一度にたくさん集めることよりも、目の前の生徒さんとしっかり向き合える形を選びたいからです。

利益を出すことと、生徒さんを大切にすること

もちろん、赤字では教室を続けられません。

場所代や材料費、そして自分の労働時間を踏まえて、利益を出すことは大前提です。

生徒さんを大切にするために、先生が無理をし続ければいいということではないんですよね。

でも、人数を増やして売上を上げることばかりに目が向くと、受講生側の視点が抜け落ちてしまいます。

人気教室に見せる演出で得をするのは、先生側です。

そのレッスンを受けた生徒さんが、安心して質問できて、きちんと理解できることも大切にしたいと思います。

利益を出して続けられることと、一人ひとりに丁寧に向き合うこと。

教室を運営するなら、両方を考えていきたいですよね。

誠実な関わりが、長く続く教室を支えます

目の前の生徒さんと誠実に向き合っていると、応援してくださったり、お友達を紹介してくださったりすることがあります。

わたしの協会の認定講師さんたちで、たくさんの生徒さんを持ち、長くお教室が続いている方々は、SNSなどで、人気のある教室に見せたりはしていません。

なんならSNSなどで発信すらしていない。

それでも、生徒さんに誠実に向き合っているので、長くお教室を続け、自然と席が埋まっています。

誠実に向き合うことで、受講生が応援したり、会場を一緒に探したり、別の方を紹介したりすることがあるという本人の例

「人気教室」に見せるテクニックや、「早割・値引き」などのお得に見せるテクニックを否定したいわけではありません。

それで無理なく続けられる方は、よいと思います。

ただ、違和感を抱えながら演出を続けるのは、先生自身も疲れてしまいますよね。

値引きに惹かれて集まった方が、通い続けてくださるとは限らないとも感じています。

発信で見せ方を取り繕うことに力を使うより、今来てくださっている生徒さんに心を込めて向き合うこと。

その積み重ねが、長く愛される教室につながると、わたしは思っています。

わたし自身、講師として19年、ここまでお教室を続けてこられたのは、生徒さんたちが通い続けてくださったおかげです。

コツコツときてくださる生徒さんたちに誠実に取り組むことが、一番の近道だと感じています。

今のレッスンの人数で、生徒さん一人ひとりに、きちんと向き合えていますか?

次の募集を考えるときは、集めたい人数と一緒に、自分が丁寧にお伝えできる人数も考えてみてくださいね。

今日もお読みくださりありがとうございました。

今の教室運営、このままでいいのかな?と思ったら

24の質問で
今のお教室の現在地がわかる

「お教室セルフチェックBOOK」を
無料でお届けしています。