ハンドメイド教室の先生のための、発信での数字の重要性

ブログやインスタで発信をしているハンドメイド教室の先生は多いと思います。

その発信の中で、「数字」は使っていますか?

こんにちは。教室作りの基本を見直して、ハンドメイド講師さんの発信力UPをサポート 村上秀美です。

「発信で数字を使うって、どういうこと?」と、思われるかもしれません。

「今まで、使ったことないわ。」という方も多いと思います。

そんなハンドメイド教室の先生へ、発信で数字を使った方がいい理由と、使い方をお伝えします。

数字を使うことは、ライティングで大切なポイント。

これからのあなたの発信が変わって、生徒さんが増えることに繋がるかもしれません。

あなたにとって“たくさん”はいくつ?

「今日のイベントには、たくさんの方にお越しいただきました。」と書いてあったとします。

その時にイメージする「たくさん」はその人によって違います。

10人ぐらいかな?と思う人もいれば、100人だと思う人もいるかもしれません。

「たくさん」「かわいい」「やさしい」などの言葉は、こちら側(発信側)と相手側の感覚や感性の違いで受け取り方が違います。

数字は、10といえば、10なので、人それぞれ感覚が違うということがありません。

もちろん、その10をどう受け止めるか、は違ってきます。

(その、10を多いと思うのか少ないと思うのか、は人それぞれ、ということ)

でも、発信側は「100こあるレシピ」を「たくさん」と伝えているのに

受け取る側は「たくさんと言ってるから50こぐらいかな」と感じるというズレはなくなります。

数字で伝えることで、伝えたいことが明確に伝わることになるのです。

どんな時に、数字を使う?

では、どんな時に数字を使えばいいのでしょう?

具体的に数字で示せるものは、数字を使った方がいいです。

例えば

「長年、お教室をやっています」

「10年お教室をやっています」

「今年も、たくさんの生徒さんがきてくれました」

「今年1年で、200人の生徒さんがきてくれました」

のような感じです。

具体的な数字を書いた方が、威力、影響力があって「すごい」と、思ってもらえそうなものは、数字にしましょう。

ハンドメイド教室の先生方は実はすごい実績を、数字を使わずぼんやりさせてしまうことが多い印象です。

わたし自身もそうだったんですよね。

オリジナルレシピが約300あるのですが、それを特別なことと思わず「たくさん」と表現していました。

ある方から「オリジナルレシピ300ってすごいですね。」と言っていただき

「そうか、すごいことだったのか。」と、やっと気づき数字にした、ということがあります。

きっと、みなさんにも数字にした方がいいことがあります。

今まで、言葉で表現していたもので数字に置き換えられるものがないか、探してみてくださいね。

逆に、ちょっとぼんやりさせたいな、と思う時は数字を使わない方がいいです。

例えば、お教室の定員を2名にしている場合。

「2名です」と書くより、「満席です」と書いておく方が、人気がある予約が取れない教室のような印象になりますね。

数字に置き換えることで印象が変わるので、何をどういう数字に置き換えるか、ということも考えてみてくださいね。

ハンドメイド教室の先生のための数字の印象のヒント

とは言え、“何をどういう数字に置き換えるか、を考えよう”といきなり言われても、戸惑ってしまいますよね。

なので、少しヒントをお伝えしますね。

奇数と偶数の違い

数字には、奇数と偶数があります。

奇数か偶数か、で与える印象が変わります。

ネット上でよく見かける数字は奇数が多い印象ですが、それにも理由があります。

奇数は、割り切れないので目を引きやすいと言われています。

また、インパクトを与える印象があるとも言われます。

なので、よく“3つのポイント” や “〜〜のためにやるといいこと5選” などのような使われ方をしますね。

逆に偶数は、安心感を与えたり、やさしいイメージになると言われています。

ただ、偶数は割り切れるので、ウソっぽく感じられることもあります。

“リピート率 100%”などですね。

そんな時は、99.9%のように割り切れない奇数を使う方が自然に捉えてもらえるようです。

数字が与える印象

数字というのは、大きくなるほど数が多いということになります。

数が多いということを知ってもらいたいのなら、大きい数で示した方がいいです。

(例えば、80カ国に旅行したなど)

でも、単純に大きければいいか、というとそうとも言えません。

例えば、5コ以下なら覚えられそうですが、7コ以上になるとどうでしょう?

7コ以上になると、「なんだかわからないけどすごそう」という印象になり、1つ1つは明確に印象に残らなくなります。

なので、“特にこれは” と、明確に知っておいてほしい、わかってほしい、印象に残したいという場合は、3つまたは5つにまとめます。

なんとなくすごそう、ふわふわっと伝えたい、なんとなくの印象で伝えたい、という時は7コ以上にします。

表記の仕方で印象が変わる

同じものを表していても、表記の仕方で印象が変わることもあります。

例えば、年間36,000円というとちょっと高いと印象を持つ人もいるかもしれません。

同じ数字でも、月額3,000円、日額100円とすると、どうでしょう?

印象が変わりますよね。

1年というのか、365日というのか、8760時間というのか

それぞれ印象が変わります。

相手にどんな印象を持ってもらいたいかで、どういう数字にするといいのかを考えてみてくださいね。

ハンドメイド教室の先生のための発信での数字の重要性 まとめ

わたしもやりがちなのですが、発信をする時に数字で示さず「たくさん」「何年も」などの言葉を使いがちです。

でも、感覚や感性というのは一人一人違うので、あなたの素晴らしさが相手には伝わっていないこともあります。

それって、とてももったいないこと。

ブログやインスタなど、発信する文章を書いたら、数字に置き換えられるところはないかな、と考えてみてくださいね。

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