カルチャーセンターでハンドメイド教室のレッスンをした方がいいのか?

ハンドメイド教室の先生をサポート 村上秀美です。

自宅以外でレッスンをしようと思った時、どんなところが思いつきますか?

前回のレッスン会場の探し方の記事には書かなかったのですが、カルチャーセンターというのも自宅以外でのレッスン会場の候補の1つになると思います。

カルチャーセンター、カルチャースクールというのはちょっと特徴的なところがあると思うので、今日は説明しますね。

ハンドメイド教室の先生がカルチャーセンターでレッスンをするメリット

ハンドメイド教室を開こうと思ったら、カルチャースクール・カルチャーセンターも候補の1つになりますよね。

ハンドメイド講師さんがカルチャースクール・カルチャーセンターでレッスンをするメリットは何でしょうか?

4つピックアップしてお伝えしますね。

生徒さんを集めてくれる

ほとんどのカルチャーセンター、スクールはその会社がネットを使ったり新聞広告など使って生徒さんを集めてくれます。

新聞広告などは自分でやろうと思うと多額な費用がかかるので、それをやってもらえるというのはとてもありがたいです。

また、その広告を見てそのカルチャーセンターに生徒さんが日程などの都合で来れなくても、名前が載ることで検索してもらえるきっかけにもなります。

お教室を始めようと思った時に、一番大変なのが生徒さんを集めること。

その大変な部分をやっていただけて、自分で生徒さんを集めなくていいというのは最大のメリットです。

興味がある方が集まっている

カルチャースクール、センターにはハンドメイド系の講座が多いですよね。

なので、自然とハンドメイド好きな方が集まっています。

そうなると、あなたの講座にも興味を持ってくれる方に出会う確率も高くなり、受講していただける可能性も高くなります。

立地が良い

カルチャーセンター・スクールを作る場合、やはり立地も考えて作られていると思います。

公共交通機関が発達している地域では駅に近いところにありますし、わたしの住む地域のように車が必要な地域では大きな駐車場を完備しています。

また、ショッピングセンター内にあるところもありますね。

来てくださる方が通いやすく、生徒さんの足を気にする必要がないのもいいところです。

信用になる

これは、地方の有名なカルチャーセンターの場合、また生徒さんの年齢層が高い場合ですが

○○カルチャーセンターで講師をしているというのが、ステイタスや信用にもつながります。

特に〇H〇文化センターなどは飛び込みでの講師は受け付けてくれないところが多く、ここで講師をしているということは信用できる講師と認識している人もいるようです。

カルチャーセンターでレッスンをするデメリット

カルチャーセンター・スクールで、ハンドメイドの先生がお教室を開くのはよいことばかりのようですが、デメリットはないのでしょうか?

少なからず、デメリットもありますのでそれもお伝えしますね。

講師料が少ない

スクール側が生徒さんからいただいている受講料、その全てが講師にいただけるわけではありません。

各カルチャーセンター・スクールによって講師がいただける講師料は違いますが、どこも少なめです。

でもそれは、会場を提供してくれるだけでなく、広告を出して生徒さんを集めてくれたり、出欠の確認や連絡など、さまざまなことをしていただけるから。

ですからデメリットではあるのですが、経費として考えたら、当たり前のことだと思います。

自由度が少ない

レッスン回数が3ヵ月や6カ月で決まっていたり、3カ月前には次のタームの課題を提出しなくてはいけなかったり(各スクールにより時期はいろいろですが)と、しばられることが多いです。

また、受講生さんと直接連絡が取れないので、不便を感じることもあります。

病気などで万が一、休講になってしまった場合なども、お部屋の関係で振替できる日が少なくて日程を決めるのに苦労することもあります。

ハンドメイド教室の先生がカルチャーセンター、スクールでレッスンをするのはあり?なし?

ハンドメイド教室の先生が、カルチャーセンター・スクールでレッスンをするメリットとデメリットをいくつか挙げてきました。

そのメリット、デメリットをふまえて、カルチャースクールでレッスンをするのはありでしょうか?なしでしょうか?

これからお教室をはじめたい方やはじめて間もない方には、生徒さん募集の苦労をすることなくはじめられるし、知ってもらえるいい機会になるので、わたしはおススメします。

もちろん、デメリットをわかった上で、ですが・・・

でももしあなたが、講師としての経験がある程度長くなってきた、生徒さんがたくさん来てくれているという方なら、今からカルチャーセンターでレッスンを始めるというのは、あまりおススメしません。

それは、そういう方々はもっと別の形でいかせる力(技術力、講師力)をお持ちだと思うのでそれを有効に活用していただきたいな、と思うからです。

どんなことにも、メリットとデメリットがあります。

この記事が、その両面を理解して決めていただくヒントになればうれしいです。

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